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【京都あるある】京都弁の日常会話を京都人が解説してみた

    2017/09/14

僕は生まれも育ちも京都で、いわゆる「京都人」です。

現在は結婚して、京都市の実家から別の市(京都府)に引越してますので、「京都」に住んでいた期間は実質25年くらいになります。

ちなみに、京都の人は京都市以外を京都と見なさない(山科区も除外される)とツイッター上にありましたが、僕の周辺では山科区どころか、伏見区や南区も除外されていました。

「京都駅より南は京都じゃない」というのが、よく分からない京都人の共通認識だった気がします(該当地域の方ごめんなさい、半分冗談です)。

 

さて、そんな「京都」で過ごしていて、普段当たり前に使っていた言葉が、実はよそでは通じないという事が多くあります。

そんな京都特有の言い回しや方言についてまとめています。

 

各タイトルの「」内は、京都で生活していたら多分耳にするであろう、京都弁入りの日常会話のフレーズです。

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「サラあるからそれほかしといて」

trash

「新しいのがあるから、それは捨てておいて」という意味です。

京都に住んでいたら、一度は日常会話でこれに近いシーンがあったはずです(笑)

 

「ほかす」=「捨てる」という意味です。

大阪の方では「ほる」って言いますが、京都では「ほかす」が一般的です。

「ほかしといてー」は全て同じ音で、若干高めの音程です。

 

サラは皿ではなく、新品という意味です。漢字では「新」・「更」と書きます。

サラは標準語だと思うのですが(更地とか言いますし)、「ほかす」はよそでは言わないようですね。

あまりに日常的に使うので、方言だとは考えたこともありませんでした…。

 

「冷蔵庫にぎょーさん残ってたからにぬきにしたわ」

ninuki

「冷蔵庫に卵がたくさん残ってたから、ゆで卵を作ったよ」という意味です。

「ぎょーさん」=「たくさん・いっぱい」

「にぬき」=「ゆで卵」の意味です。

 

特に年配の方は、高確率でゆで卵のことを「にぬき」と表現します。

人によっては「ぎょーさん」が訛(なま)って「よーさん」になる人もいます(最近はあんまり聞きませんが)。

 

そういえば有名な京都弁に「おおきに」や「おいでやす」、「おこしやす」がありますが、若者はほぼ言いません。

わざわざ言ってたら「京都人アピールの激しい人」の可能性大です!

 

「お客さん来はるからそこのきや(のいてや)!」

chair

「お客さんがこの後来られるので、その場所から移動してね」という意味です。

上の例文だと、親が子供に言っているような命令口調です。

「のく」=「どく」=「よける」「移動して場所をあける」みたいな意味です。

「のける」となると、物を移動させる意味になります(=「どける」)。

 

「〜はる」「〜しはる」は口語でよく使われる敬語で、敬うレベルはやや高め程度です。

自分より年上の人に対しては、とりあえず使っておけば間違いないです。

 

ただし、犬とか虫にも使ったりするので、このあたりは結構ナゾです。

もちろん、人以外に使う場合は尊敬の念はありません。

僕の中では便利な敬語で、「丁寧語〜尊敬語のあいだ」くらいの印象です。

 

「おとふさん用意しとくしご飯よそっといて」

yosou

「豆腐のおかずは用意するので、ご飯をお椀に入れておいて」という意味です。

京都の人は食べ物をやたらと(無意味に)丁寧に呼ぶ傾向があり、いろんなものに「さん付け」したり、頭に「お」を付けたりします。

豆腐→「おとふさん」

油揚げ→「おあげさん」

いなり寿司→「おいなりさん」

このあたりは鉄板です(笑)

 

また、「装(よそ)う」=「ご飯や味噌汁などをお椀などに入れること」です。

 

京都と大阪との、微妙な言葉の違い

京都と大阪とは隣接してるので言葉が似てるんですが、ところどころ微妙に違いがあります。

「しない」を意味する言葉は「しーひん」「せーへん」の2種類があり、どちらも全く同じ意味です。

大阪の人はほぼ「せーへん」と言いますが、京都の人は「しーひん」と言うこともあります。

(例)親が子供に対して「そんなんしーひんの!」と注意してる場面をたまに目にします。

 

「来ない」を意味する言葉も「きーひん」「こーへん」の2種類があり、大阪の人はほぼ「こーへん」な気がしますが、京都の人は気分でどっちも言ったりします。

(例)「バスなかなかこーへんなー(きーひんなー)」

※京都の市バスはなかなか時間通りに来ないので、言う機会が多いです(笑)

 

前述「〜はる」の過去形にあたる「〜はった」のアクセントも、京都と大阪とで微妙に違います。

(例)「食べはった」は京都だと「べ」にアクセント、大阪だと「は」にアクセント。

 

京都の人は大阪の人との違いに敏感ですが、大阪の人はあんまり気にしないようです。

「そのへん全部関西でええやん」的な感じなのかもしれませんね。

(参照)京都言葉と大阪言葉の違い(akenotsuki.com)

 

他にも「片付ける」を意味する「なおす」や、南北へ進む意味の「あがる(北に進む)」「さがる(南に進む)」、たくあんを指す「こおこ(こうこ)」など、京都弁は数多くあります。

ただ、一般に紹介されている京都弁(「〜どす」とか)は、実際にはほんの一部の方(旅館の女将さんとか舞妓さんとか)しか使わないような言葉が多い気がします…。

時代とともに、使われる言葉も変わってきているということですね!

 

また気が向いたら【京都あるある】をアップしたいなと思います。

【京都あるある】京都でよく見かけるものを京都人が解説してみた(第2弾)

【京都あるある】京都の気候を京都人が解説してみた(第3弾)

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