日本人の「京都離れ」がヤフーのTOPニュースで大々的に報じられたので、京都人の立場から個人的意見を綴ります。

 

こんにちは、生まれも育ちも京都一筋、いわゆる京都人の管理人(mori_ichi_)です。

2014年に結婚して京都府下に引っ越すまで、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、会社と全て京都市内で過ごしてきました。

僕は京都市が嫌になって(京都離れで)結婚を機に脱出したわけではありませんが、出てみると京都の日常がいかに異常だったかを思い知らされます。

 

そして、その異常さは近頃より顕著になっているようで、京都離れのニュースに対して何も驚きはありません。

京都離れとは?

京都離れとは、ニュースによると日本人観光客が京都での宿泊を敬遠する傾向を指しているようです。

若者の○○離れみたく、マスコミが注目を集めるために用意したキャッチコピーですね。

京都市内の主要ホテルに宿泊した日本人の実人数が2018年12月まで21カ月連続で前年実績を下回ったことが、市観光協会などの調査で分かった。18年全体も前年比9・4%減で4年連続マイナスだった。ホテル関係者の間では、訪日客の増加で市内の観光地が混雑するようになったのが大きな要因との見方が多く、日本人の「京都離れ」への懸念が強まっている。

京都で日本人宿泊客の減少歯止めかからず 訪日客増で混雑敬遠か

紅葉シーズンでも落ち込みが酷いようですが、原因が混雑であれば当然の成り行きです。

「訪日客の増加で京都の観光地や交通機関の混雑が広く知られるようになったため、敬遠されている」「『京都のホテルはいつも満室』という先入観が強い。実際はホテルが増えて予約は取りやすくなっているのだが」といった見方を示している。外国人が早めに宿泊予約を取ることや、客室価格の上昇で出張のビジネスマンが泊まりにくくなったのが要因との指摘もあった。

 

京都観光は混雑無しには語れません。

しかし、京都の日常生活も観光客による混雑無しには語れません

観光地だけが混雑しているとは限らなくて「京都の路地で発見!こんなところに外国人」「YOUは何しに京都へ?」があるのも京都ならではです。

 

余談ですが、DO YOU KYOTO?の日本語訳は「環境にいいことしていますか?」です。

京都観光の際に尋ねられたら声高らかにYES!と宣言ください。※尋ねられません

京都市の政策は外国人観光客向け?

京都市が最近行なってきている政策は、四条通の歩道幅を広げたり、宿泊税を設けたりと観光客向けのものが目立ちます。

地元住民の過ごしやすさに重きを置いた政策はあまり見かけない印象です。

 

増え続ける外国人観光客、母数が増えるとマナーの悪い観光客も増えてしまうため、苦情がそこかしこから聞こえてきます。

最近では、一見さん断りのお茶屋さんに無断で侵入、スマホ撮影を敢行する外国人敢行観光客もいるとか。

 

ちなみに、四条通とは京都の中心街を東西に走る大通り。

京都三大祭りの一つ、祇園祭のメインストリートでもあり、乗りたいバス(京都市バス)が団子状態でやってくるのが風物詩です(ヒドい時には3台連なって同じ系統の市バス)。

京都人が教える京都の日常

観光客が多いのは、京都で暮らせばすぐに実感できます。

スーツケース片手の外国人観光客(何故か寒い季節でもTシャツ1枚姿のマッチョがいたりする)、中学生らしき修学旅行生の大群(または5、6人のグループ)が、特別意識しなくても視界に飛び込んできます。

 

そして、彼らは京都人の日常生活を妨害してきます。

市バスに乗れば運転手と揉め(両替のタイミングでよく揉める)バスの遅着と団子バスの作成に貢献。

京都の自転車民の聖地・堀川通は、晴明神社、二条城付近で観光客や修学旅行生らが横に広がり道を封鎖(そして京都人は東堀川通に追いやられる)。

僕は北区の人間だったのでマシでしたが、三条・四条や嵐山、祇園界隈などが地元の京都人はもっと大変な思いをしていることでしょう。

 

最近ではゲストハウス利用客の迷惑行為に悩まされる地元民も増えているようで、観光マナー啓発が今後より重要になっていきそうですね。

外国人宿泊客が増えているということは、政策が上手くいっている証拠ではありますが、なんとも複雑です。

 

知らない間に工事が始まっていて、ビジネスホテルか億ション(1億円以上の値段がする高級マンション)が次々に建設される国際交流の街・京都からは以上です。

もっと書きたいことがありますが、京都の街並みのように収拾がつかないのでこのあたりで...。