2015年にセ・パ同時発生し、ユーキャン新語・流行語大賞にも選ばれた「トリプルスリー」

1人のバッターが打率3割、30ホームラン、30盗塁を同一シーズンに達成することを指します。

 

80年を超えるプロ野球で、2015年の2人を含めて10人しか達成していません。

しかし、実は近年、トリプルスリーを達成できそうな選手が多くいるのをご存知でしょうか。

 

今回は、トリプルスリー達成が期待できそうな選手をピックアップしてみました!

※2017年5月20日に成績表追加等、リライトしました。

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【セ・リーグ】山田は毎年達成も?広島のレギュラーに2人候補

※太字はトリプルスリーの条件を満たした項目、赤字はタイトルホルダー、赤太字は両方を満たした項目です。

山田 哲人選手(東京ヤクルトスワローズ)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
201226.250100-.327
201394.28339281.8%.357
2014143.3242915575.0%.403
2015143.3293834489.5%.416
2016133.3043830293.8%.425

プロ野球史上初の2年連続でのトリプルスリーを達成した山田。

今やプロ野球界の顔と言っても過言ではありません。

 

怪我さえ無ければホームランと盗塁は毎年軽々30を超えそうです。

特に盗塁成功率は目をみはるものがあり、歴代でもトップクラスの盗塁技術です。

山田が達成している連続100得点記事の中で解説しています。

 

残る打率も、四球が非常に多くて安打1本あたりの打率上昇が大きいので、極端なスランプさえなければ3割を切らないのではないでしょうか。

 

坂本 勇人選手(読売ジャイアンツ)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
20074.333010100%.333
2008144.257810566.7%.297
2009141.306185362.5%.357
2010144.2813114477.8%.332
2011144.262168188.9%.313
2012144.3111416194.1%.359
2013144.2651224485.7%.334
2014144.2791623582.1%.344
2015130.2691210471.4%.353
2016137.3442313381.3%.433

確変バッターの記事でも触れましたが、2016年に覚醒して首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得した坂本。

ホームランも、30本以上打った実績があります。

 

盗塁はあまり積極的な方ではありませんが、2013年、2014年と続けて20盗塁以上を記録したので狙えるポテンシャルは十分にあります。

また、盗塁成功率も通算で80%超えしており(2016年終了時点)、もっと数は伸ばせるはずです。

 

トリプルスリー達成が見えてくれば30を目標に果敢に走ることが予想されますので、有力候補の一人です。

ただ、腰に不安を抱えているので、チーム方針として主力の坂本にあまり盗塁をさせない恐れはありますが...。

 

糸井 嘉男選手(阪神タイガース)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
20077.091010100%.091
200863.239513381.3%.285
2009131.3061524680.0%.381
2010138.3091526876.5%.407
2011137.3191131683.8%.411
2012134.304922971.0%.404
2013141.3001733978.6%.384
2014140.3311931977.5%.424
2015132.2621711473.3%.366
2016143.30617531775.7%.398

日本が誇る5ツールプレイヤー、糸井。

3割を6度、30盗塁を3度達成しており「最もトリプルスリーに近い男」と言われてきました。

5ツールプレイヤーは、野球選手を表す言葉の一つ。

主にMLBにおいて使われ、hitting for average(バッティング・ミート)・hitting for power(パワー)・baserunning skills and speed(走塁技術とスピード)・fielding ability(守備力)・throwing ability(送球能力)の5項目が高水準の実力を備えている選手を指す。

ホームランは2014年の19本が最高ですが、30本は無理な数字ではありません。

トリプルスリー達成年だけ確変?で30本以上打った野村 謙二郎選手の例もありますので、十分に期待できそうです(それ以外のシーズンでは16本が最高でした)。

 

2017年オフに、京セラドームが本拠地のオリックスから、甲子園が本拠地の阪神に移籍したので、余計にホームランが難しくなってはいますが...。

 

丸 佳浩選手(広島東洋カープ)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
201014.158010100%.227
2011131.24199660.0%.319
2012106.247414670.0%.353
2013140.27314291565.9%.376
2014144.31019261170.3%.419
2015143.2491915768.2%.361
2016143.2912023971.9%.389

広島が誇る5ツールプレーヤーで、非常に選球眼がよいのが特徴の丸。

キャリアハイを並べると.310 20HR 29SBとなり、かなり好位置にいるのが分かります。

 

ホームランがどこまで伸ばせるかがネックとなりますが、丸も糸井と同じく、確変次第で30本は現実的な数字といえます。

 

鈴木 誠也選手(広島東洋カープ)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
201311.083000-.214
201436.344100-.382
201597.27556746.2%.329
2016129.33529161159.3%.404

2016年、「神ってる」大活躍ぶりで、一躍スターに躍り出た鈴木 誠也。

 

2016年シーズン中盤には前田 智徳選手との比較記事が出てくるほど、打撃に関しては目をみはるものがあります。

(参考URL)鈴木誠也は日本一の選手になれる。前田智徳とも通ずる深い求道精神。

 

体格にも恵まれているので、30ホームランは継続していけるのではないでしょうか。

盗塁成功率が決して高くありませんが、出塁率を高くキープして、広島のチームカラーである積極走塁が上手くはまれば、実現しそうです。

 

陽 岱鋼選手(読売ジャイアンツ)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
200755.23903260.0%.259
200844.144210100%.193
200915.182000-.250
2010109.24528188.9%.288
2011141.274619290.5%.308
2012144.287717673.9%.337
2013144.28218471082.5%.367
2014125.2932520676.9%.367
201586.259714287.5%.306
2016130.293145645.5%.359

糸井と並んで身体能力の話になるとすぐに名前が挙がる陽。

打率3割こそ達成歴がありませんが、2014年には25ホームラン、盗塁は2013年に47盗塁で盗塁王にも輝きました。

 

好不調の波があるのと、少し怪我がちなのが気がかりですが、持ち前の思い切りの良さで達成する可能性はあります。

 

梶谷 隆幸選手(横浜DeNAベイスターズ)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
200922.128110100%.150
20105.000000-.000
201280.17925838.5%.253
201377.346167463.6%.413
2014142.2631639883.0%.355
2015134.27513281368.3%.342
2016107.2731826778.8%.359

過去の成績だけみると厳しいと言わざるを得ませんが、ポテンシャルの高さは誰もが認めるところです。

特に、2013年に記録した77試合で.346 16ホームランというとんでもない成績は、球界を代表するバッターの誕生を予感させました。

 

この年だけでしぼんでいくと、かつての古木 克明選手のような残念な感じになっていたかもしれません。

が、翌年に39盗塁で盗塁王に輝き、中心選手としてチームを支えています。

 

体調万全でシーズンを通して出場して調子が良ければ、十分トリプルスリーを狙える選手です。


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【パ・リーグ】柳田はやはり別格、秋山・茂木も期待できる?

※太字はトリプルスリーの条件を満たした項目、赤字はタイトルホルダー、赤太字は両方を満たした項目です。

柳田 悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
20116.000000-.000
201268.24656185.7%.300
2013104.2951110190.9%.377
2014144.3171533684.6%.413
2015138.3633432880.0%.469
2016120.3061823292.0%.446

2016年、特に前半戦で徹底マークに遭い、秋には右手薬指骨折もあってホームラン・盗塁とも伸びず2年連続のトリプルスリーは逃しました。

しかし、その規格外のスケールは健在です。

 

失投を逃さず捉えてホームランを増やし、果敢に盗塁を仕掛ければまた達成できそうです。

本人もトリプルスリーは意識しているようなのでモチベーションも十分、あとは怪我だけが心配です。

 

ヤクルト山田と同じく、毎年トリプルスリーが期待できる稀代のプレイヤーです。

 

松田 宣浩選手(福岡ソフトバンクホークス)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
200662.211300-.258
200774.254730100%.321
2008142.2791712666.7%.322
200946.281810100%.315
2010113.2551917385.0%.284
2011144.2822527975.0%.344
201295.3009161061.5%.349
2013144.2792013765.0%.314
2014101.3011812666.7%.341
2015143.2873581044.4%.357
2016143.259276650.0%.325

2011年にトリプル2.5達成歴のある松田。

わずかに規定打席足らずの打率3割、35ホームランの実績もあり、十分に狙える選手です。

 

ただ、通算で盗塁成功率が60%台と、あまり盗塁が得意ではないのがネックです。

30盗塁をクリアするには盗塁が上手くなるか、企画数を増やす必要がありそうです。

 

もしかすると、柳田との同一チームから2人同時達成という、夢のようなことも現実に起こりうるかもしれません。

 

秋山 翔吾選手(埼玉西武ライオンズ)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
2011110.23218561.5%.285
2012107.293410566.7%.343
2013144.2701313668.4%.334
2014131.25943350%.356
2015143.35914171750%.419
2016143.2961118675.0%.385

日本プロ野球のシーズン安打記録保持者の秋山。

2015年以来、すっかり別人のようなキャラになり、打率3割は常に狙える好打者となっています。

 

ホームランがまだ半数の15本もクリアしたことがありませんが、芯に当てる技術が非常に高いだけに今後可能性はありそうです。

出塁意欲が高いことでも知られており、30盗塁は企画数を増やすことで現実味を帯びてきそうです。

 

茂木 栄五郎選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)

年度試合数打率本塁打盗塁盗塁死盗塁成功率出塁率
2016117.278711473.3%.330

2016年、プロ1年目からレギュラーに定着し、新人王クラスの好成績をあげた茂木。

2年目の今シーズンはトップバッターとして打率・ホームランとも絶好調で、四球も多く選んでいます。

 

今後どんなタイプの選手になっていくのかは未知数ですが、何でもできる5ツールプレーヤーに進化していきそうな予感はあります。

 

山田はトリプル3.5や40-40にも期待がかかる

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トリプル2.5やトリプル3.5は、勝手につけた名前なので実際にはありません...(笑)

山田は今や日本を代表する最強バッターとなっており、打率.350 35HR 35SBを達成しても何も驚きません。

 

メジャーリーグで4人だけが達成した40-40(フォーティー・フォーティー、40HR・40SB)を、日本プロ野球で史上はじめて達成する可能性もあります。

ちなみに4人とはホゼ・カンセコ、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、アルフォンソ・ソリアーノの4人。そうそうたるメンバーですね。

 

なので、「日本プロ野球に在籍歴(出場歴)のある選手で40-40」とすると、ソリアーノがいる(一瞬だけ広島にいました)ので山田で2人目となります。

 

個人成績はシーズン終盤になるまで分からない流動的なものですが、過去10人しか達成者のいないトリプルスリー、達成までの過程を追いながらの観戦も一つの楽しみ方でしょう。

 

このままいくとヤクルトスワローズ公認 山田哲人トリプルスリーフェイスタオルは毎年生産されそうですね。

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