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山田・柳田だけじゃない!トリプルスリーが達成できそうな選手

    2017/05/20

2015年にセ・パ同時発生し、ユーキャン新語・流行語大賞にも選ばれた「トリプルスリー」

1人のバッターが打率3割、30ホームラン、30盗塁を同一シーズンに達成することを指します。

 

80年を超えるプロ野球で、2015年の2人を含めて10人しか達成していません。

しかし、実は近年、トリプルスリーを達成できそうな選手が多くいるのをご存知でしょうか。

 

今回は、トリプルスリー達成が期待できそうな選手をピックアップしてみました!

※2017年5月20日に成績表追加等、リライトしました。

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【セ・リーグ】山田は毎年達成も?広島のレギュラーに2人候補

※太字はトリプルスリーの条件を満たした項目、赤字はタイトルホルダー、赤太字は両方を満たした項目です。

山田 哲人選手(東京ヤクルトスワローズ)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2012 26 .250 1 0 0 .327
2013 94 .283 3 9 2 81.8% .357
2014 143 .324 29 15 5 75.0% .403
2015 143 .329 38 34 4 89.5% .416
2016 133 .304 38 30 2 93.8% .425

プロ野球史上初の2年連続でのトリプルスリーを達成した山田。

今やプロ野球界の顔と言っても過言ではありません。

 

怪我さえ無ければホームランと盗塁は毎年軽々30を超えそうです。

特に盗塁成功率は目をみはるものがあり、歴代でもトップクラスの盗塁技術です。

山田が達成している連続100得点記事の中で解説しています。

 

残る打率も、四球が非常に多くて安打1本あたりの打率上昇が大きいので、極端なスランプさえなければ3割を切らないのではないでしょうか。

 

坂本 勇人選手(読売ジャイアンツ)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2007 4 .333 0 1 0 100% .333
2008 144 .257 8 10 5 66.7% .297
2009 141 .306 18 5 3 62.5% .357
2010 144 .281 31 14 4 77.8% .332
2011 144 .262 16 8 1 88.9% .313
2012 144 .311 14 16 1 94.1% .359
2013 144 .265 12 24 4 85.7% .334
2014 144 .279 16 23 5 82.1% .344
2015 130 .269 12 10 4 71.4% .353
2016 137 .344 23 13 3 81.3% .433

確変バッターの記事でも触れましたが、2016年に覚醒して首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得した坂本。

ホームランも、30本以上打った実績があります。

 

盗塁はあまり積極的な方ではありませんが、2013年、2014年と続けて20盗塁以上を記録したので狙えるポテンシャルは十分にあります。

また、盗塁成功率も通算で80%超えしており(2016年終了時点)、もっと数は伸ばせるはずです。

 

トリプルスリー達成が見えてくれば30を目標に果敢に走ることが予想されますので、有力候補の一人です。

ただ、腰に不安を抱えているので、チーム方針として主力の坂本にあまり盗塁をさせない恐れはありますが…。

 

糸井 嘉男選手(阪神タイガース)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2007 7 .091 0 1 0 100% .091
2008 63 .239 5 13 3 81.3% .285
2009 131 .306 15 24 6 80.0% .381
2010 138 .309 15 26 8 76.5% .407
2011 137 .319 11 31 6 83.8% .411
2012 134 .304 9 22 9 71.0% .404
2013 141 .300 17 33 9 78.6% .384
2014 140 .331 19 31 9 77.5% .424
2015 132 .262 17 11 4 73.3% .366
2016 143 .306 17 53 17 75.7% .398

日本が誇る5ツールプレイヤー、糸井。

3割を6度、30盗塁を3度達成しており「最もトリプルスリーに近い男」と言われてきました。

5ツールプレイヤーは、野球選手を表す言葉の一つ。

主にMLBにおいて使われ、hitting for average(バッティング・ミート)・hitting for power(パワー)・baserunning skills and speed(走塁技術とスピード)・fielding ability(守備力)・throwing ability(送球能力)の5項目が高水準の実力を備えている選手を指す。

ホームランは2014年の19本が最高ですが、30本は無理な数字ではありません。

トリプルスリー達成年だけ確変?で30本以上打った野村 謙二郎選手の例もありますので、十分に期待できそうです(それ以外のシーズンでは16本が最高でした)。

 

2017年オフに、京セラドームが本拠地のオリックスから、甲子園が本拠地の阪神に移籍したので、余計にホームランが難しくなってはいますが…。

 

丸 佳浩選手(広島東洋カープ)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2010 14 .158 0 1 0 100% .227
2011 131 .241 9 9 6 60.0% .319
2012 106 .247 4 14 6 70.0% .353
2013 140 .273 14 29 15 65.9% .376
2014 144 .310 19 26 11 70.3% .419
2015 143 .249 19 15 7 68.2% .361
2016 143 .291 20 23 9 71.9% .389

広島が誇る5ツールプレーヤーで、非常に選球眼がよいのが特徴の丸。

キャリアハイを並べると.310 20HR 29SBとなり、かなり好位置にいるのが分かります。

 

ホームランがどこまで伸ばせるかがネックとなりますが、丸も糸井と同じく、確変次第で30本は現実的な数字といえます。

 

鈴木 誠也選手(広島東洋カープ)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2013 11 .083 0 0 0 .214
2014 36 .344 1 0 0 .382
2015 97 .275 5 6 7 46.2% .329
2016 129 .335 29 16 11 59.3% .404

2016年、「神ってる」大活躍ぶりで、一躍スターに躍り出た鈴木 誠也。

 

2016年シーズン中盤には前田 智徳選手との比較記事が出てくるほど、打撃に関しては目をみはるものがあります。

(参考URL)鈴木誠也は日本一の選手になれる。前田智徳とも通ずる深い求道精神。

 

体格にも恵まれているので、30ホームランは継続していけるのではないでしょうか。

盗塁成功率が決して高くありませんが、出塁率を高くキープして、広島のチームカラーである積極走塁が上手くはまれば、実現しそうです。

 

陽 岱鋼選手(読売ジャイアンツ)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2007 55 .239 0 3 2 60.0% .259
2008 44 .144 2 1 0 100% .193
2009 15 .182 0 0 0 .250
2010 109 .245 2 8 1 88.9% .288
2011 141 .274 6 19 2 90.5% .308
2012 144 .287 7 17 6 73.9% .337
2013 144 .282 18 47 10 82.5% .367
2014 125 .293 25 20 6 76.9% .367
2015 86 .259 7 14 2 87.5% .306
2016 130 .293 14 5 6 45.5% .359

糸井と並んで身体能力の話になるとすぐに名前が挙がる陽。

打率3割こそ達成歴がありませんが、2014年には25ホームラン、盗塁は2013年に47盗塁で盗塁王にも輝きました。

 

好不調の波があるのと、少し怪我がちなのが気がかりですが、持ち前の思い切りの良さで達成する可能性はあります。

 

梶谷 隆幸選手(横浜DeNAベイスターズ)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2009 22 .128 1 1 0 100% .150
2010 5 .000 0 0 0 .000
2012 80 .179 2 5 8 38.5% .253
2013 77 .346 16 7 4 63.6% .413
2014 142 .263 16 39 8 83.0% .355
2015 134 .275 13 28 13 68.3% .342
2016 107 .273 18 26 7 78.8% .359

過去の成績だけみると厳しいと言わざるを得ませんが、ポテンシャルの高さは誰もが認めるところです。

特に、2013年に記録した77試合で.346 16ホームランというとんでもない成績は、球界を代表するバッターの誕生を予感させました。

 

この年だけでしぼんでいくと、かつての古木 克明選手のような残念な感じになっていたかもしれません。

が、翌年に39盗塁で盗塁王に輝き、中心選手としてチームを支えています。

 

体調万全でシーズンを通して出場して調子が良ければ、十分トリプルスリーを狙える選手です。


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【パ・リーグ】柳田はやはり別格、秋山・茂木も期待できる?

※太字はトリプルスリーの条件を満たした項目、赤字はタイトルホルダー、赤太字は両方を満たした項目です。

柳田 悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2011 6 .000 0 0 0 .000
2012 68 .246 5 6 1 85.7% .300
2013 104 .295 11 10 1 90.9% .377
2014 144 .317 15 33 6 84.6% .413
2015 138 .363 34 32 8 80.0% .469
2016 120 .306 18 23 2 92.0% .446

2016年、特に前半戦で徹底マークに遭い、秋には右手薬指骨折もあってホームラン・盗塁とも伸びず2年連続のトリプルスリーは逃しました。

しかし、その規格外のスケールは健在です。

 

失投を逃さず捉えてホームランを増やし、果敢に盗塁を仕掛ければまた達成できそうです。

本人もトリプルスリーは意識しているようなのでモチベーションも十分、あとは怪我だけが心配です。

 

ヤクルト山田と同じく、毎年トリプルスリーが期待できる稀代のプレイヤーです。

 

松田 宣浩選手(福岡ソフトバンクホークス)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2006 62 .211 3 0 0 .258
2007 74 .254 7 3 0 100% .321
2008 142 .279 17 12 6 66.7% .322
2009 46 .281 8 1 0 100% .315
2010 113 .255 19 17 3 85.0% .284
2011 144 .282 25 27 9 75.0% .344
2012 95 .300 9 16 10 61.5% .349
2013 144 .279 20 13 7 65.0% .314
2014 101 .301 18 12 6 66.7% .341
2015 143 .287 35 8 10 44.4% .357
2016 143 .259 27 6 6 50.0% .325

2011年にトリプル2.5達成歴のある松田。

わずかに規定打席足らずの打率3割、35ホームランの実績もあり、十分に狙える選手です。

 

ただ、通算で盗塁成功率が60%台と、あまり盗塁が得意ではないのがネックです。

30盗塁をクリアするには盗塁が上手くなるか、企画数を増やす必要がありそうです。

 

もしかすると、柳田との同一チームから2人同時達成という、夢のようなことも現実に起こりうるかもしれません。

 

秋山 翔吾選手(埼玉西武ライオンズ)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2011 110 .232 1 8 5 61.5% .285
2012 107 .293 4 10 5 66.7% .343
2013 144 .270 13 13 6 68.4% .334
2014 131 .259 4 3 3 50% .356
2015 143 .359 14 17 17 50% .419
2016 143 .296 11 18 6 75.0% .385

日本プロ野球のシーズン安打記録保持者の秋山。

2015年以来、すっかり別人のようなキャラになり、打率3割は常に狙える好打者となっています。

 

ホームランがまだ半数の15本もクリアしたことがありませんが、芯に当てる技術が非常に高いだけに今後可能性はありそうです。

出塁意欲が高いことでも知られており、30盗塁は企画数を増やすことで現実味を帯びてきそうです。

 

茂木 栄五郎選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)

年度 試合数 打率 本塁打 盗塁 盗塁死 盗塁成功率 出塁率
2016 117 .278 7 11 4 73.3% .330

2016年、プロ1年目からレギュラーに定着し、新人王クラスの好成績をあげた茂木。

2年目の今シーズンはトップバッターとして打率・ホームランとも絶好調で、四球も多く選んでいます。

 

今後どんなタイプの選手になっていくのかは未知数ですが、何でもできる5ツールプレーヤーに進化していきそうな予感はあります。

 

山田はトリプル3.5や40-40にも期待がかかる

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トリプル2.5やトリプル3.5は、勝手につけた名前なので実際にはありません…(笑)

山田は今や日本を代表する最強バッターとなっており、打率.350 35HR 35SBを達成しても何も驚きません。

 

メジャーリーグで4人だけが達成した40-40(フォーティー・フォーティー、40HR・40SB)を、日本プロ野球で史上はじめて達成する可能性もあります。

ちなみに4人とはホゼ・カンセコ、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、アルフォンソ・ソリアーノの4人。そうそうたるメンバーですね。

 

なので、「日本プロ野球に在籍歴(出場歴)のある選手で40-40」とすると、ソリアーノがいる(一瞬だけ広島にいました)ので山田で2人目となります。

 

個人成績はシーズン終盤になるまで分からない流動的なものですが、過去10人しか達成者のいないトリプルスリー、達成までの過程を追いながらの観戦も一つの楽しみ方でしょう。

 

このままいくとヤクルトスワローズ公認 山田哲人トリプルスリーフェイスタオルは毎年生産されそうですね。

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