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アンディ・マレー応援ブログ

ホークス・城所がすごいことに!2016年「確変」打者TOP3

    2016/11/19

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プロ野球で「確変」といえば、ある選手が前年までや以前と比べて突然大活躍しだす現象を指します。

毎年確変をおこす選手は多くいます。

2015年シーズンのバッターの場合、埼玉西武ライオンズの秋山 翔吾選手や千葉ロッテマリーンズの清田 育宏選手などが挙げられます。

さて、今年も確変がいたるところで起こっていますが、特に顕著な3選手について触れてみます。

※確変とブレイクの境界が難しいところですが、「一軍である程度レギュラーとして定着したことのある選手の成績が著しく向上している」場合を確変とします。

 

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第3位:坂本 勇人選手(読売ジャイアンツ)

hayato-sakamoto-bbm2013

高卒2年目からレギュラーとして定着して、巨人の顔として子供たちからも圧倒的な人気を誇る坂本 勇人選手。

マーくんこと田中 将大選手とはリトルリーグ時代からの知り合いで、子供の時は坂本がピッチャー、田中がキャッチャーをやっていたのは有名な話ですよね。

そんな坂本が、2016年は確変を起こしています。

2015年までの打撃成績のキャリアハイを並べると以下のようになります。

【キャリアハイ】
打率.311(2012年)
31ホームラン(2010年)
85打点(2010年)
65四球(2015年)
79三振(2015年)
24盗塁(2013年)
OPS.836<出塁率.332、長打率.504>(2010年)

※出場試合数や打席数が違うのであくまで目安として載せています。

2016年シーズンの61試合終了時点(6月12日)の成績はというと…

【2016年61試合終了時点】
打率.332
13ホームラン→30ホームラン
39打点→91打点
36四球→84四球
25三振→59三振
2盗塁→5盗塁
OPS1.029<出塁率.422、長打率.607>

※矢印の右側は全試合換算の試算ですが、相当基準があいまいなものです。こちらも同様にあくまで目安としてです。

特筆すべき点は、OPSの高さ・打席内容の良さでしょう。

これほど長打率が高い選手が、ここまで三振が少ない例は少ないです。

打席で甘い球は逃さなくて、かつボール球の見極めが出来ている証拠でしょう。

東京ヤクルトスワローズの山田 哲人選手が、2年連続のトリプルスリーをほぼ確実とするだけの超好成績を残しているせいで、坂本は現時点では首位打者のみですが、相当な好成績と言えます。

また、前年までの坂本からは想像できない数字が並んでいます。

話によると、昨年まで固定できずにコロコロ変えていた使用バットの仕様が、ついに固定されているとのことです。

それによりスイングや感覚が安定して、成績に影響しているのかもしれません。

昨年の早い段階で2016年の選手会長に任命されていた責任感が影響しているのかもしれませんが、確変と言わず、前述の西武・秋山のように覚醒と言い切りたいところです。

 

第2位:大引 啓次選手(東京ヤクルトスワローズ)

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堅実な守備力で内野の要であるショートストップでチーム・ピッチャーを助け続けてきた大引 啓次選手。

僕はずっとオリックスファンなので大引のことはよく分かっています。

坂口 智隆選手、故・小瀬 浩之選手と3人でチームのムードメーカーとしてよく活動していましたし(Bs羞恥心なつかしい…)、今でもずっと小瀬のお墓参りを欠かさない素晴らしい人間性も持ち合わせた選手です。

(参考URL)亡き後輩と共に──ビールかけで「オリックスユニ」、ヤクルト大引の想い

北海道日本ハムファイターズ、東京ヤクルトスワローズと渡り歩いてきましたが、オリックス・バファローズ時代と同様「守備の人」という成績を残してきました。

【キャリアハイ】
打率.278(2009年)
6ホームラン(2012年)
47打点(2014年)
52四球(2011年)
66三振(2011年)
21盗塁(2014年)
OPS.745<出塁率.353、長打率.393>(2009年)

【2016年61試合終了時点】
打率.288
1ホームラン→3ホームラン
11打点→25打点
28四球→65四球
38三振→89三振
4盗塁→9盗塁
OPS.759<出塁率.389、長打率.371>

ところが2016年の大引は一味違います。

実はここ2試合で7打数ノーヒットで軒並み数字は悪化しましたが、何が違うかというとその出塁率の高さです。

あまりに出塁率が高かったので、それまで1番を打っていた坂口にかわって5月24日からトップバッターとして出場を続けています。(その時点では.450近い出塁率でした。)

現在でも.389という高出塁率で、2番に坂口が入っているので山田までの1〜3番が出塁率.380超という恐ろしい打線となっています。

守備の安定感は相変わらずで、ここまで出塁するのはズルいレベルです。

 

第1位:城所 龍磨選手(福岡ソフトバンクホークス)

ryuma-kidokoro-bbm2015

これに関しては異論の余地はないでしょう(笑)

城所 龍磨(りゅうま)選手といえば、勝ち試合での守備固め・大事な場面での代走要員として長年チームを支えてきているスーパーサブです。

その強肩は、秋山 幸二前監督が、パ・リーグで最も優れているとして名前を出していたほどです。(ちなみに守備範囲は糸井 嘉男選手を挙げていました。)

実はプロ入り間もない頃、当時の王 貞治監督が「うちで最も飛ばすのは城所」と言っていたといいます。持ち前の俊足・攻守に加えて、打撃面も期待の若手でした。

しかし、周囲の期待とは裏腹になかなか打撃で結果が出せないでいました。

野球ファンの中でも、城所=守備走塁の人、または代走→守備妨害デビューの人(※一軍初出場の試合で大道 典良選手の代走に起用されましたが、直後に味方打者の打球を一二塁間で足に当ててしまうという珍事を生み出しました)というイメージが定着していました。

ところが2016年、誰もが驚く確変を起こしています。

【キャリアハイ】
打率.232 69打数16安打(2006年)
1ホームラン(2007年)
7打点(2006年)
4四球(2006・2010年)
7三振 30打席(2011年)
12盗塁(2010年)
OPS.646<出塁率.284、長打率.362>(2006年)

【2016年61試合終了時点】
打率.373
4ホームラン→9ホームラン
12打点→28打点
7四球→16四球
18三振→42三振
2盗塁→5盗塁
OPS1.089<出塁率.432、長打率.657>

 

なんということでしょう!

 

課題とされていた打撃が、課題どころかチームNo.1の好成績です。

恐怖の2番打者として君臨しています。

打席数が少ないとはいえOPSは驚異の10割超えで、3番を打つ柳田 悠岐選手のOPS.992<出塁率.458、長打率.534>をも凌いでいます。

関川野手総合巡回コーチのおかげなのか、藤井 康雄打撃コーチの独自の体幹打撃理論のおかげなのか、大道 典良打撃コーチのおかげなのか、真相は分かりませんが確変を起こしています。

ただ、ヤフーの選手紹介ページに登録されている画像の表情の険しさから察するに、2016年にかける想いが人一倍強かったのかもしれません。

kidokoro-2016

7年ぶりとなるホームランを記録しただけでなく、なんと6月12日には自身初の2打席連続ホームランを達成しました!

「いま流行りの2番に好打者」を城所がバッチリつとめるソフトバンク、その勢いはとどまる所を知りません。

(追記)

結局ソフトバンクは独走で交流戦優勝を果たしました。

城所は何と交流戦の規定打席に到達し、打率.415、出塁率.466の二冠、盗塁も全体3位の6個を記録しました。

交流戦MVPにも選ばれる大活躍を見せた城所。同一リーグとの対戦でも調子を持続できるかどうか注目です。

 

一時期だけの確変か、シーズン通しての確変か、覚醒か

以上、3名のバッターをピックアップしてみました。

独断と偏見で選んだので、千葉ロッテマリーンズの細谷 圭選手が何故入っていないんだと怒られそうですが…。

細谷も春の珍事で終わってほしくないですね。

首位打者になって記事に取り上げられてから打率が急降下しましたが、今も3割前後の高打率をキープしています。

 

昨シーズンまでのイメージからは想像も出来ない活躍を見せている選手たち。

一時期だけの確変で終わらず、シーズン通しての活躍、来シーズン以降も同様の活躍を期待したいものです。

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