広島からFA移籍した丸佳浩の人的補償に、巨人生え抜きのタイトルホルダー・長野久義が選ばれているという衝撃のニュース速報が発表されました。

 

とはいえ、ニュースのソース元は信憑性に難のある東スポ

真偽のほどは近日中に分かるとはいえ、東スポの記事を関連付けていくとあながち外れてもいないような状況です...。

 

内海哲也に続いて巨人一筋のベテラン選手(それも中心選手)が他球団へ流出となれば、さすがにファン離れが避けられない一大事なのではないでしょうか。

巨人にとっては、フリーエージェント制度で乱獲補強するリスクを改めて認識させられるシーズンオフとなっています。

長野久義プロテクト漏れは巨人の裏切り行為

長野久義といえば、巨人入団の経緯で世間を賑わせたプロ野球選手。

どの球団でプレーするかは選手にとって人生のかかる大事な選択のため、指名されたからといって本意でない入団は避けたいという心情は理解できます。

ただ、その想いが人一倍強かったのが長野です。何がなんでも巨人一本。

日ハムに指名されてもロッテに指名ても振り向かず、巨人のドラフト指名を待ち続けました。

当然野球ファンからは槍玉に挙げられ、球界のヒールとしてプロ野球生活をスタートさせた長野久義。

しかし、彼は類稀なる才能と実力の持ち主。結果で世間を黙らせることに成功したのです。

 

1年目からレギュラーに定着して打率.288、19本塁打で新人王を獲得。

翌年には打率.316を記録して首位打者。

さらに3年目シーズンには最多安打のタイトル獲得で、年俸も1億6000万円までアップ。

走攻守揃った、巨人を代表する中心選手の地位を一気に確立させました。

 

巨人も長野久義の存在を大いに評価してきており、ここぞの場面での勝負強さ以外ではピリッとしない成績を残すシーズンが増えてきていたものの、年俸は2億円前後を常にキープ。

そんな球団と相思相愛状態と思われていた長野が、丸佳浩の人的補償プロテクトリストから漏れていたとなると...内海哲也に続き功労者に対する巨人の裏切り行為と見なされてもおかしくありません。

 

長野久義は現在34歳。もうベテランの域ですが、このまま終わる選手だとは思えません。

広島カープに移籍してから一気にブレイクして、今や7700万円もの年俸を勝ち取っている一岡竜司の二の舞になる予感が漂っています。

 

「満足するシーズンではなかったし、個人的なことよりチームが4年連続で優勝を逃していることが悔しい」と契約更改の場で語っていた長野久義。

悔しさをバネに、新天地で4年連続優勝に向けて全力を注ぐとなると、巨人にとっては脅威でしかないでしょう。

(まさか巨人じゃないから引退という決断は無いでしょうし)

巨人2019カレンダーの1月は長野久義

報知新聞社販売・ジャイアンツカレンダー(B2・卓上)の2019年1月は内海哲也でしたが、2019年1月が長野久義のカレンダーもあるようです。

翌年のカレンダーに掲載されるような中心選手が、FAの人的補償で流出してしまう巨人...。

若手期待株を引き抜かれて見返されてしまう一岡竜司のケースを避けたい気持ちは分かりますが、生え抜きのスター選手をプロテクトから外さざるを得ないというのは考えものです。

(そうまでして炭谷銀仁朗が本当に必要だったのかという議論は絶えません)

 

ちなみに、長野久義の背番号7番といえば、以前は10年近く二岡智宏が長く付けていた背番号。

モナ騒動で日ハム移籍となった二岡でしたが、長野までプロテクト漏れでの人的補償流出となると、もはや7番は呪われているのではと勘ぐってしまいます。

柴田勲、吉村禎章ら往年の名選手も付けた背番号7番ですが、今後は外様選手に与えた方がいいのかもしれませんね。

東スポの信憑性は?長野久義流出の伏線

東スポのプロ野球ニュースと言えば、日刊ゲンダイと並んで信憑性の低さで有名です。

関西でいうところのデイリースポーツの位置付けで、助っ人外国人についてバッターなら「バースの再来」、ピッチャーなら「魔球や」などと春先に騒いでいるレベルで全体的に記事の信憑性が低いです。

 

そんな東スポが発表した長野久義のFA流出速報ですが、今回は現実性のある内容だと言えます。

というのも、東スポが昨年末にニュース配信していた記事の懸念通りだからです。

長野久義外野手(34)が21日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円増の2億2000万円でサインした。
ただ年俸アップにも背番号7に笑顔はない。
会見で口を突いて出たのは、人的補償により西武へ移籍した兄貴分・内海哲也投手(36)への思いだった。
とはいえ、今は選手の誰もが明日は我が身。
残る広島の選択に球団内は戦々恐々だ。

丸佳浩の加入を歓迎して、内海と対戦することがあれば「コテンパンに打ちたい」と強がっていましたが、まさか自分が巨人を去ることになるとは考えもしなかったのではないでしょうか。

長野久義自身は「明日が我が身」というような内容の発言をしていません。

 ただ、そんな長野も内海と同じ道をたどる可能性があるのが今オフの巨人の怖さ。まだ丸の獲得に伴う広島への人的補償は片付いていない。両球団へのプロテクトリスト提出後、石井球団社長は「誰を獲るのかな。長野かな?」と、冗談とも本気ともつかないセリフを残していた。内海を外していたことを察すれば、同等クラスのベテラン陣がプロテクト外となっている可能性も十分ある。

内海流出のショックは選手間だけではなく、球団内にも広がっている。巨人関係者は「今さらですが、職員の中でも『本当に良かったのか』という空気が流れています。広島にも名前のある生え抜きを獲られるようだと、さすがに混乱は避けられないでしょう」。

内海への惜別の念にかられつつ、巨人の眠れない夜はまだ続く。

広島はベテラン外野手を取らないと踏んでいたのかは分かりませんが、中心選手の流出がもたらすチーム内やファンへの影響の大きさを考えると、球団社長の発言は軽率だったのではないでしょうか。

 

上原浩治は「プロテクト外し」で抱え込みに成功するも、巨人が選んだのは茨の道だったのかもしれません。

早ければ7日、遅くとも広島・松田オーナーが明かしていた10日前後にはFA補償の内容が発表されます。

ルールの範囲内とはいえ内海哲也に続いて長野久義まで流出となると、巨人ファンは納得できないでしょう...。

村田修一に捧げ、菅野智之を後押しした長野久義のサヨナラホームランは、東京ドームに駆けつけたファンへのサヨナラの置き土産だったのかもしれません。

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