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アンディ・マレー応援ブログ

千葉ロッテマリーンズが交流戦に強いワケ

    2016/11/19

2016年も交流戦が終了し、福岡ソフトバンクホークスが最高勝率をマークしました。

※実は2014年までは「交流戦優勝」として表彰されていたんですが、2015年から優勝とは言わず「最高勝率チーム」として表彰されます。

これで通算6度目の交流戦1位と、同一リーグ戦同様の圧倒的な強さを見せつけています。

ところで、交流戦になると何故か強くなるチームといえば…

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千葉ロッテマリーンズは交流戦が得意

交流戦が開始された2005年と2006年の優勝チームだった千葉ロッテマリーンズ

その後は優勝(最高勝率)こそないものの安定した成績を残しており、通算12年間の交流戦でBクラス(7位以下)は3度しかありません。

2016年交流戦終了時点での通算成績は300試合で159勝127敗14分の勝率.556。貯金は32です。

福岡ソフトバンクホークスが180勝108敗12分の勝率.625という異常な成績でトップですが、それに次ぐ堂々の2位です。

 

千葉ロッテマリーンズの交流戦成績(〜2016年)

マリーンズの交流戦成績は下のようになっています。

そして、勝敗の右に得点数とその順位も載せています。(2位以上を赤字にしてます)

2016年 12勝6敗0分(2位)85得点(1位
2015年 10勝8敗0分(5位)86得点(2位
2014年 12勝12敗0分(6位)126得点(2位
2013年 13勝10敗1分(5位)97得点(4位)
2012年 12勝7敗5分(3位)104得点(1位
2011年 8勝14敗2分(10位)67得点(5位)
2010年 13勝10敗1分(4位)144得点(2位
2009年 9勝12敗3分(8位)96得点(7位)
2008年 10勝14敗0分(10位)118得点(1位
2007年 13勝10敗1分(4位)129得点(1位
2006年 23勝13敗0分(1位)148得点(4位)
2005年 24勝11敗1分(1位)198得点(1位

これを見れば一目瞭然、マリーンズは交流戦の得点力が非常に高いということが分かります。

交流戦好調の理由は、打線の得点力にあると言い切ってよいでしょう。(2006年だけは例外で、投手陣の健闘で連覇を達成しました)

 

バレンタイン政権からのマリンガン打線は未だに健在

1試合あたりの得点数でみると下のようになります。

2016年 4.72得点(1位
2015年 4.78得点(2位
2014年 5.25得点(2位
2013年 4.04得点(4位)
2012年 4.33得点(1位
2011年 2.79得点(5位)※低反発球
2010年 6.00得点(2位
2009年 4.00得点(7位)
2008年 4.92得点(1位
2007年 5.38得点(1位
2006年 4.11得点(4位)
2005年 5.50得点(1位

異常値だった低反発球が使用されていた2011年を除き、全ての年で平均4得点以上をマークしています。

単純に考えると投手陣が4点取られても負けないことになります。(実際は延長戦などもあるので少しだけ違っているかもですが)

2005年に日替わり打線+若手の躍進で脚光を浴びた「マリンガン打線」の威力が、10年以上経った今でも健在だと言えます。

しかし、マリンガン打線は実は打率がそこまで高くありません。

盗塁・長打も特別多い訳ではありません。

それなのに得点力が高い理由は、「四球の多さ」です。

 

制球難の投手を次々にノックアウトするマリンガン打線

基本的にマリーンズのバッターは球をよく見極めてきます。

そして、多くのバッターがセンター返しか逆方向に意識を持っています。

そんなマリンガン打線に、交流戦でつかまって大炎上した試合を覚えている方も多いのではないでしょうか。

それは、日本プロ野球史上唯一の「打者2巡」を記録した2009年6月11日の対広島カープ戦です。

3アウトのうち大松 尚逸選手が1人で2アウト取られています(笑)
1イニング3打席という日本新記録を達成しましたが、残りの1アウトが田中 雅彦選手の犠牲フライだったので、進塁・得点に絡まない凡打は大松のみでした…。

(当時の記事1)笑いが止まらないロッテ 6回に日本新記録6個の猛攻(スポニチ)

(当時の記事2)ロッテ歴史的猛攻1イニング48分20人15点(日刊スポーツ)

ここまで極端なのはあまりありませんが、一度マリンガン打線が繋がると恐ろしいことになります…。

 

スコアラーと各打者の努力があってこその得点力

先ほど球をよく見極めると言いましたが、見極めるためにはある程度対戦ピッチャーの投球データが必要になります。

真相は分かりませんが、マリーンズのスコアラーが優秀で、対戦相手のセ・リーグの投手についてのデータ分析が優れている可能性は高いと言えます。

これまで交流戦を見てきてよく感じるのが、マリーンズのバッターは妙に低めの変化球への反応(見逃し方)が良いということです。

スコアラーの指示で、低めの得意なバッター以外は原則低めを捨てて打席に立っているのかもしれません。それくらい低めのコースは見極めが良いです。

よく「ゾーンを上げて待つ」と表現されるヤツですね。

 

今年の交流戦でも、5人が打率3割超、その全員が出塁率.390超という好成績でした。

各打者が厳しいコースを見極めて、甘いコースはしっかり仕留めた結果でしょう。長打率を見ても、全員が5割に到達していないので前述のようなシュアな打撃に努めていたといえます。

【2016年交流戦マリーンズ打率上位5傑】
デスパイネ 打率.381 出塁率.429 長打率.460
田村 龍弘 打率.352 出塁率.413 長打率.444
鈴木 大地 打率.344 出塁率.397 長打率.469
細谷 圭 打率.339 出塁率.393 長打率.482
角中 勝也 打率.338 出塁率.408 長打率.492

来年以降も交流戦のマリーンズ打線には期待大です。

 

(P.S.)

何故か分かりませんが、交流戦明けの初戦でマリーンズは現在11連敗中らしいです(笑)

交流戦がはじまって以来、常に負け続けていることになります。ここまでくるともはや呪いです。

ロッテで呪いといえば、18連敗の小宮山「これが呪縛かと…」ですよね(笑)

なぜか交流戦明け初戦11連敗中…ロッテ細谷 地元・群馬で止める(スポニチ)

 

(P.P.S.)

マリーンズが細谷の猛打賞の活躍もあり、交流戦明け初勝利をあげました!

おめでとうございます!

 

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