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アンディ・マレー応援ブログ

前田 健太のメジャーデビュー戦を振り返って

    2016/11/19

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デビュー戦で6回5安打4三振無失点の好投を見せた前田 健太。
第2打席でメジャー初ホームランまで飛び出す鮮烈デビューを果たしました。

チームの先発3番手として、これ以上ないピッチングだったと思います。ストライク先行でカウント不利にならず、3球に2球以上がストライク、6回を合計84球で投げ切る文句のつけようがない内容でした。

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中村ノリ超えを果たしたメジャー初ホームラン

この打席、初球は全く打つ気がないような感じでしたが、追い込まれながらも真ん中高めに入ってきた甘いスライダーを完璧に仕留めました。見事の一言です。

中村 紀洋は、今から11年前の2005年にロサンゼルス・ドジャースの一員となり、17試合の出場、41打席ありましたが、計5安打でホームランはありませんでした。
いてまえ打線の中軸として40ホームラン前後を打っていた全盛期の2000年〜2002年あたりにメジャー挑戦して欲しかったですね。

ドジャースの投手が初出場の試合でホームランを打ったのは、1947年のダン・バンクヘッド以来69年ぶりの記録らしいです。初めてじゃないのがスゴいですね!そして、MLB.comはこういう、どうやって調べたのか分からないような情報がすぐに出てきます(笑)

 

圧巻のピッチングで、チームとして53年ぶりの快挙に貢献

実は、開幕戦のクレイトン・カーショー(メジャーNo.1左腕です。バットに当てることすら困難です。)が7回を1安打無失点、第2戦のスコット・カズミアー(今年移籍してきたカムバックが期待される左腕です。カズミ繋がりで、斉藤 和巳が消える前くらいに頭角を現していました。)が6回を1安打無失点で、チームは連続零封勝利をあげていました。

第3戦もマエケンの後のピッチャーも0に抑えたので、なんと開幕カード3連戦を全て零封勝利という、メジャーの長い歴史でも53年ぶり2度目の快挙となりました。(さすがMLB.com、本当にどうやって調べているのでしょう。)

 

「らしさ」が光る投球内容。スライダーは全種類効果的。

最後に、実際の投球内容について触れておきます。

かなりどん詰まりの打球が多いのが印象的です。うまく芯を外しています。

さて、前田 健太の最大の武器であるスライダーですが、映像でも確認できますように最低3種類のスライダー系を投げ分けています。

1.ゆるい縦のカーブのような、ブレーキの効いたドロップ系スライダー

2.決め球の、曲がりとスピードが共存したスライダー

3.カッターのように横滑りするスライダー

これに、フォーシーム(日本の一般的な速球)とツーシーム(右バッターの膝下に沈む速球で、左バッターの外角に逃げる速球)を組み合わせています。チェンジアップっぽいボールも何球かあったようですね。

合計5〜6種類のボールを、常に低めに制球してくるのでバッターにとっては厄介なピッチャーに間違いありません。

今日の試合を見る限り、ツーシームも効果的でしたし、注意すべきはスライダー系が甘く入る(右バッターに対して真ん中高めに入る)ことと、フォーシームが甘く入ることくらいでしょうか。

ストライク先行かつコースが低めに決まっていれば、クオリティ・スタートは固いでしょう。カズミアーの調子によっては先発2番手、かつて黒田 博樹がいたポジションを任される可能性も大です。

今後の活躍に期待です!

 

ドジャースのエース、クレイトン・カーショーについて少しだけ

メジャーNo.1左腕がどれだけすごいのか、映像を見ればすぐに分かります。

カーブだけでこの破壊力です。ピンポン球でもこんな変化しないような…。
これに加えて、150km/hくらいのフォーシーム、横に滑りすぎて訳の分からないスライダーがあります。ちゃっかりチェンジアップまで投げられます。

シーズン21勝を2度、昨年は232回2/3で301奪三振でWHIP0.88でした。
そして毎年200イニングくらいは投げます。ただの化け物です。

これで、マエケンと誕生日1ヶ月以内違いの28歳だというから本当に驚きですよね…。(前田:1988年4月11日生、カーショー:1987年3月19日生)

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