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没収試合(フォーフィッテッドゲーム)は0-9で負けになる

    2016/11/19

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野球のルールの中には、あまり知られていないし出番も殆どないけれど、しっかりと用意されているルールが存在します。

今回はその中から「没収試合(フォーフィッテッドゲーム)」をご紹介します。

 

「没収試合」という言葉はあまり馴染みがないかもしれませんが、試合が始まる前でも始まってからでも無条件で0-9で負けになります。

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野球の没収試合とは?

weblio辞書によると

野球で,試合に遅刻したり,試合を続けることを拒否したり,試合を故意に長引かせたり,反則行為を繰り返したりするなどの規則違反があった場合に,球審が試合終了を宣告し,九対〇で相手チームの勝ちとする試合。フォーフィッテッド-ゲーム。

とあります。

規則違反の判断は審判団によって下されますが、明らかに試合進行に支障をきたすような行動があった場合には試合途中であっても宣告されます。

 

プロ野球では40年以上、没収試合はありません。

プロ野球ではかれこれ40年以上も没収試合は宣告されていません。

最後に起こったのが、1971年7月13日の阪急ブレーブス対ロッテオリオンズ。

 

試合中、主審が一度はボールと判定したのに、捕手がスイングアピールをした後に一転してストライクコールをしました。

その結果、ロッテのバッターが三振と判定されてしまいます。

 

当然ロッテ側は穏やかではありません。監督・コーチを含め全員が怒り心頭。

しかし、こともあろうか三塁コーチが判定を覆した主審を暴行して退場になってしまいます。

それだけでなく、何故かオーナーも一体となって試合続行を拒否してしまったため、0-9で敗れました。(オーナーはたまたま観戦に来ていたのでしょうか…)

今の時代こんなことが起こったらネットやニュースで連日のように拡散され、大変な事態になりそうです。

 

社会人・大学・高校野球では結構な頻度で起きます。

社会人野球・大学野球では、競技者登録のできていない未登録選手の起用が指摘されての没収試合がたびたび起きています。

大学野球では他にもメンバー表に名前や背番号を間違えて記載してしまい、当該選手が出場した際に指摘されての没収試合も起きました。

 

高校野球では少し悲しい理由での没収試合が起きています。

全国大会ではないのですが、地方大会だと部員が少ないチームもあるため、部員の誰かが試合中にアクシデントで出場できなくなるケースがあります。

野球は9人揃わないと試合が続行できないため、残念なことに没収試合として扱われ、0-9で負けになってしまいます。

 

2008年には、2回の時点で0-66で負けていたチームの監督が、投手の健康上の理由で試合放棄を決断した例もあります。

 

ちなみに、試合成立イニングを過ぎてからの没収試合の場合は、個人記録は全て正式記録として扱われます。

つまり、プロ野球の場合だと5回裏が終了してからの没収試合なら、個人記録そのまま残るというわけです。

但し、リードしていたチームが没収試合で負けた場合の勝利投手・敗戦投手は例外的に正式記録として扱われません。

 

シーズン終盤のタイトル争いの渦中でルールが悪用されませんように…。(無いとは思いますが)

 

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