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アンディ・マレー応援ブログ

【プレミア12】韓国戦の敗戦から学ぶ選手起用と継投策

    2016/11/19

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プレミア12で日本は韓国との準決勝で敗れ、3位に終わりました。
日本ではテレビ放送の視聴率も高く、注目を集めていました。肝心の入場者数はあまり伸びなかったようですが…。

この大会は、世界野球ソフトボール連盟=WBSCの財政難をなんとかするための大会なので、表向きの「野球国力世界一を競う大会」とか嘘八百です。
実際、準優勝したアメリカは全員マイナーリーグの選手で、メジャーリーグ所属の選手は出場が認められませんでした。

個人的には野球の世界大会なんぞWBCだけで良いと考えています。分かりやすく言うとプレミア12は「メジャーリーグスカウトにとっての有望選手の品評会」でした。

そんなプレミア12、1試合だけ振り返ります。例の準決勝、韓国戦です。

 

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韓国9回表の大逆転は何故起きた?

9回表に4点を奪われ敗れた日本。小久保監督が試合後に言ったセリフです。

「(9回は)則本でいくのは決めていたが、結果的に相手に1点多く与えてしまった。あの流れを止められなかった僕の継投ミス。」

はっきり言って、9回も則本でいく正当な理由が見当たりません
初戦の韓国戦・その後のアメリカ戦でもイニングまたぎをしているから大丈夫と思ったのか分かりませんが、そのどちらも2イニング目にピンチを迎えていました。

結果的に9回表も2点以内でおさえていたら、「流石は則本、エースを中継ぎで使えるのは贅沢だ」で終わっている話ですが、どういった思考プレセスで9回も則本でいくと決めたのでしょうか。

 

投手陣の人選ミスも挙げたが本当に人選ミス?

そもそもですが、セオリー通りいくなら9回3点リードの場面、守護神を投入するのが筋です。これには異論がないと思います。

「大谷が7回を投げきった時点で、則本を2イニング行かそうと決めていた。(1点を返された後の)無死二、三塁で松井という選択肢もあったな、と思う」

「投手陣に(細かく)役割を伝えた方がいいのかなと思う」

試合後の会見では上記のような反省・後悔の弁が続いた小久保監督。
中継ぎ専門がいなかった事にも触れていますが、問題のシーンは9回3点リードです。

残り1回を抑える投手は、ベンチにいっぱいいました。

19日の韓国戦の前に試合があったのは16日のプエルトリコ戦。8回を則本、9回を増井が投げました。連投を避けるなら2人には9回を任せない、とすると…

松井 裕樹
澤村 拓一
山﨑 康晃
牧田 和久

の4人が候補です。結果論ではなく、この4人の誰かに9回を託すのが的確な継投策だったのではないでしょうか。

 

投手交代は9回イニング頭からで則本→牧田だったのでは。

牧田には2年前のWBC日本代表で抑えを任されていた経験があります。
シーズン中はチーム事情から先発を多く任されていましたが、則本もシーズン中は先発でフル回転だったので問題ないでしょう。

何より、快速球の大谷・則本から、一気にアンダースローの技巧派にスイッチすると、韓国の打者は困惑したはずです。

相手監督も試合後に、大谷がはやすぎたから則本・松井・増井の球は比較的見やすかったと本音をもらしていました。

 

結果論だった敗戦釈明。適材適所の選手起用を。

負けた原因に、追加点を取れず流れを引き渡した日本打線を挙げたライターの方もいらっしゃいます。

確かに、毎回スコアリングポジションに走者がいながら、得点がなかったのは何となく嫌な予感はあったと思います。

しかし、それでももっと慎重に継投策を講じていれば、結果は違ったのではないでしょうか。

「9回2、3塁の時点でスイッチだった」のではなく、「招集メンバーに偏りがあった」のでもなく、「9回でリードしていたら抑えで試合を締めくくる」という基本の継投策がなされなかった事に、負けの原因は潜んでいたと感じます。

 

韓国戦の敗戦については様々な見方や意見があると思います。
また違った考えをお持ちの方は、是非お聞かせ頂けますと幸いです。

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